妊娠・出産

基礎体温?排卵検査薬?エコー?排卵日予測に役立つのはどれ?

妊活を意識したときに真っ先に浮かぶのは、タイミング法。排卵日に合わせてタイミングをとるのですが、この排卵予測が難しいですよね。

自分でできる排卵予測+αについて、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

基礎体温法にかかる費用・メリットとデメリット

基礎体温=朝、目が覚めて動き出す前に計測する体温。

月経開始直後から低温期〜排卵日の2日前あたりにガクッと体温が下がり、排卵後に高温期に入るので、「ガクッと体温が下がった」ときにタイミングをとります。

  • 費用:数千円(婦人体温計代金。壊れる・電池切れまで繰り返し使える)
  • メリット:費用が安い、わかりやすい、スマホアプリもたくさんあるので管理しやすい
  • デメリット:不規則な生活、生理不順には向かない

もっとも簡単な方法です。初期費用はたったの数千円。家庭科の夏休み課題で「基礎体温を1ヶ月半つけて提出」をする学校もあります。

排卵検査薬にかかる費用・メリットとデメリット

排卵検査薬=尿中に含まれるLHというホルモンの濃度を計測する。LHがガッと増えると40時間以内に排卵すると言われているので、「陽性」となった時点でタイミングをとります。

  • 費用:1周期あたり3,000円程度
  • メリット:基礎体温よりは確実
  • デメリット:調剤薬局など、購入できる場所が限られる

基礎体温との合わせ技にするのがオススメです。

参考:卵胞エコー検査(クリニックでの検査です)

クリニックで行う経膣エコー検査です。

卵胞=卵子の入った袋。月経開始からしばらくすると卵胞が大きくなり、2cmを越えると排卵が近いサイン。医師にタイミングをとるよう指示されます。

  • 費用:基本的には自由診療なので千差万別
  • メリット:クリニックでの検査なので、場合によっては排卵を助けるお薬が処方されることも。
  • デメリット:定期的にクリニックに通わなくてはならない

尿中のLH濃度などと組み合わせでタイミングを指示することが多いです。お近くの産婦人科で診てもらえるので、「専門クリニックはまだちょっと…」という方にも気軽に受けられるかと思います。

排卵日予測、いかがでしたでしょうか?実は、排卵日がわかっただけでは進まないのです…

次回は「タイミングをとる時期」についてフォーカスをあてて行きたいと思います。