さて、だいぶ間が開きましたが前回の続きです。準備編に続き、当日編。
中央道の大渋滞に巻き込まれながらもトーマスランド号に乗車、誕生日当日の園内記念撮影もこなしました。
連休の渋滞
世間はシルバーウィーク真っ盛り。そうです。コロナで自粛続きだった2020年夏。痺れを切らした皆さんがシルバーウィークに外出しはじめたのです。
「車なら密にならないだろう」みんな考えることは一緒。そんなわけで驚くべき大渋滞。
失敗1:せっかくのカーナビ予測を無視
都内から富士急に行くには、中央道を通ります。高井戸から。
走り出してすぐ「???」通る道に違和感がありました。
そう、なぜか関越〜圏央道に向かっている…
変だなと思いtwitterで検索してみると、中央道大渋滞の情報が。
そう。3連休と言いながら金曜1日休むと4連休になるカレンダーだったのです。完全に見落としていた。
で、ナビは渋滞情報をキャッチしていたので中央道でなく空いている関越→圏央道を案内したのですね。
失敗2:途中から中央道〜圏央道に変更
実はわたし、普段は車に乗らない人です。なので道路事情があまりよくわかっていません。
最大の禁忌をやらかしました。
走っている途中で中央道→圏央道に方針変換
北に大回りして八王子で中央道に乗り換えようとしました。
でもさぁ、「中央道混んでる」って気づいた人がみんな圏央道使うわけですよ。そうするとだんだんとそっちも混雑するわけで。圏央道も渋滞・赤表示。
失敗3:圏央道はトイレも休憩も狭山PAのみ
圏央道はサービスエリアどころか(注:圏央道にはサービスエリアありません)トイレもほとんどないです。鶴ヶ島から八王子間に限っていうと、休憩できるのは狭山PAくらいです。3歳5歳キッズ抱えてめちゃくちゃトイレの心配しました。途中でモバイルWi-Fiの電波もなくなり、Amazon Musicも使えなくなり(ダウンロードしておけ)キッズのご機嫌がだんだん斜めに。
ノロノロの中なんとか狭山PAに辿り着き、トイレ&食事問題を解決しましたが、子連れでは通らない方がよいな…と深く反省するのでした。
ちなみに、朝8:00に自宅を出たのに狭山PA到着したのが昼の12:00ね。
失敗4:下道を通る
まだやるか!とツッコミ入りそうですが、このあと青梅ICあたりから高速を降りて、R16で八王子まで下道を通りました。もうさ、この周辺の遊戯施設で遊んで夕方から向かった方が良さそうな雰囲気。(青梅には鉄道公園あるしね)
横田基地を左に見ながらひたすらドライブ。少しアメリカンな雰囲気に大人は楽しめるけど、キッズたちにはちっとも魅力的ではなく。持参したiPadでひたすら動画を観せるのでした。
ようやく八王子に到着、中央道に乗る
長い旅路でした。ぶっちゃけ八王子過ぎたらトラフィックは良くなるので、そのあとはスイスイドライブ。安定した高速走行にキッズたちもスヤスヤ…富士急に着くまで静かに寝んでくれました。
トーマスランド号に乗ろう!
お子様の誕生日なのに、このままでは移動だけで1日が終わってしまう!母はまだ諦めません。八王子で通常のトラフィックに乗っかったところで、ナビの到着予測ができるようになりました。
ホテル到着予定時刻:14:05
本当は大月に駐車して10時のトーマスランド号に乗り、ある程度行ったところで戻って車で再出発する予定だったのですが、渋滞のおかげでそんなんどっか行っちゃいました。
トーマスランド号って、1日4便なんです。10時台のつぎは14時台。(注:2020年秋ダイヤ。今は時間が異なります)カーナビの到着予定眺めて、時刻表眺めて…あった!
富士急ハイランド駅14:24発!
富士急ハイランド駅 14:24発車
月光寺駅 14:33着
富士急ハイランド駅〜月光寺まで2駅乗って、月江寺で5分待機。反対方向の列車に乗り富士急ハイランド駅まで戻る。乗車時間は少し短いですが、待機時間もちょうど良い。
問題は、ホテル到着から富士急ハイランド駅出発の時間が15分くらいしかないことだけ。
駅近くの駐車場探して停める?それとも一駅先の河口湖まで行く?私の頭のスーパーコンピューターが瞬時にいろんな試算を行いました。
そうだ!遊園地を突っ切ろう!
幸いにして富士急ハイランドは入場無料。エントランスの入場券発行さえクリアできれば園内は広すぎるというわけではない。上の子(5歳)には歩いてもらうとして、ベビーカー大好きな下の子はおんぶ。荷物は財布とカメラの最低限だけ持ってベビーカー含め大きなものは車に置いて行く。チェックインは帰ってきてから。
そうと決まったら夫に共有。駐車したら入園ゲートまでさっさと歩いてもらい、入園券を確保。私はその間に子どもたちとノロノロと入園ゲートまで歩く。
無事入園したら脇目もふらずに富士急ハイランド駅に直行。詳しい場所は知らなくても園の反対方向にあるいていけばよし。上の子は列車に乗りたい一心で頑張って歩く。改札はPASMO使える!やるじゃん!
結果、トーマスランド号発車5分前に富士急ハイランド駅に到着。母はやりました!
富士急ハイランド駅に到着
言うなれば「トーマス一色」。キャラクターがお出迎え。ナップフォード駅のような緑に塗られた駅ホーム。
そして列車到着に合わせてキャラクターが喋ってくれる。
トーマスにさほど興味なくても(おい)これはグッときます。
5分待ってやってきた列車はもちろん「あの」トーマスランド号。停車時間が短いので手早く記念撮影してさっさと乗り込みます。
社内はトーマスとその仲間たちでいっぱい。頑張って乗ってよかった。
富士山駅はスイッチバック
次の停車駅である富士山駅は列車の進行方向が変わります。いわゆるスイッチバックで、乗務員交代のあいだわずかですが駅ホームから富士山が見えます。
たった2駅の旅ですが、この停車時間も含めると片道15分ほど。小さなお子様をお連れの方にはちょうど良い長さではないでしょうか。
月江寺で降車し、改札を抜け、すぐにUターンして再びICカードをピッして入場。5分も経たず河口湖行きの列車がやってきました。帰りの列車は富士急行6000系マッターホルン号。(トーマスランド号も6000系だけど…ハイそこ、205系とか言わない!)
短い乗車時間の割には充実した時を過ごせて大人も子供も満足、カーチャンの面目も立ち、全員幸せな気分で駅をあとにしたのでした。
っていうかさぁ、朝8時に出たのに14時到着っておかしいわ。空いていれば90分で着くのに。